「働き方改革」という言葉を聞いたことのある方も
多いと思います。
その内容は
「労働生産性の向上」
「ワークライフバランス」
「長時間労働撲滅」
「同一労働同一賃金」
「高齢者や障害者の雇用」
とその内容は多岐に渡り、
少々わかりづらいですよね。
人生100年とも言われる少子高齢化の進行や、
ICT、AI、IOTなどの技術の発達により、
時代がシフトしていることは明らかで、
働き方改革はこの時代を生き抜くための鍵と
なりうるものだと思います。
そこで、歴史に学ぶと言う意味で、
長州征伐にて、十数万人の幕府軍を
5千人にも満たない兵力で追い返した
長州藩の兵学改革をご紹介したいと思います。
長州藩は武士組織を解体し、散兵戦術といって
小隊が自ら考え行動できる組織を作ったのです。
武将のおそば周りの兵に最新式の銃を持たせて
武将から切り離すという大改革をなしたがゆえの勝利でした。
現在、多くの経営者が自らの長時間労働の経験を
心の内にとどめて、働き方改革に取り組んでいます。
内心どういう思いかは別として、少子高齢化、
未だかつてない人手不足の時代を捉えたしなやかな経営姿勢を感じます。
時代の流れは止めることができないと感じているところです。