盛岡で撮影された「終わった人」の中で、
定年を迎えた主人公が「定年は生前葬だ」と言っていました。
残された家族が困らないよう、
自分の気持ちを書き留めておくエンディングノートを書く
一番のチャンスは定年になった時、だと言われています。
しかし、震災や、各地の災害があったせいもあり、
年齢に関係なく若い人でもエンディングノートを
書いておこう、と思う人が増えているそうです。
エンディングノートは葬儀やお墓のことばかりが
イメージされがちですが、今までの生き方を書くことで、
これからのことを考える良いきっかけとなります。
また、ネット銀行やたくさんのサイトのIDやパスワードは
自分でも管理しきれなくなっている場合もあり、
書いておくことで整理されるというメリットがあります。
生前整理という言葉も良く聞かれますが、
ここで「ちょっと小さめの家(部屋)に引っ越しをする」
ような気持ちで「片付け」をしてみませんか?
余分に抱えていたモノを家の中から出してやると、
部屋もスッキリとし、新しいことにチャレンジしよう、
という前向きな気持ちになります。
「本当にこれは必要なモノかしら?」
「本当にこれは私に似合う服かしら?」と、
問いかけてみてください。
小さな引き出しひとつからやってみませんか?